【モットンのマットレス】腰痛への辛口体験談&口コミと評判
【まず結論】モットンの評価は?

当記事では以下のような項目をチェックし、商品を評価しております。
- 寝姿勢による寝心地は?(仰向き・横向き)
- 寝返りのしやすさは?
- 通気性が良いか?(ムレを感じないか)
- クッション材の品質はどうか?
- 詰め物の質感・ボリュームはどうか?
- バネあたりや底付きがないか?
- 価格相応の寝心地と言えるか?
始めに結論からお伝えすると、体験を通じ本商品を以下のように評価させていただきました。

▼ モットン(マットレス)の評価 | |
---|---|
総合評価 | 3.38 |
仰向き寝 | 4.0 |
横向き寝 | 2.5 |
端の沈み込み | 3.0 |
通気性 | 2.5 |
寝返り | 4.0 |
底付きのなさ | 3.0 |
素材の品質 | 4.0 |
耐久性 | 3.0 |
衛生面 | 3.0 |
取り扱いやすさ | 5.0 |
価格 | 3.40 |
※目安は「3.50」以上が高評価です。
【ご注意】腰痛とマットレスの関係
モットンは「腰対策」のマットレスとして開発された商品です。
購入を検討されている人は、腰の悩みをお持ちの場合が多いと思います。
ですが、最初に言っておくと、万人の腰痛を改善できるマットレスなどありません。
まずはモットンのレビューの前に、マットレスと腰痛に関係についてご紹介します。
腰痛になる原因は?
腰痛の原因はさまざまなので、一概にコレとは断言しづらいですが、寝具が原因で腰痛を感じる場合、寝心地が自分に合ってない可能性があります。
つまり、おおむね以下の2パターンに起因されるでしょう。
- 寝具が柔らかすぎる
- 寝具が硬すぎる
寝具が柔らかすぎる
今使っている敷き寝具(敷き布団やマットレス)が、自分にとって柔らかすぎる場合、腰が浮くことによって腰に負担をかけている可能性があります。

人体のパーツで最も重いのは、胴体(胸・背中)と臀部(おしり)ですが、柔らかすぎる寝具の場合、背中とおしりが沈み込み過ぎ、結果として腰が浮きます。アルファベッドで例えると「W」の字になるわけです。
そうした寝姿勢では寝苦しく感じるため、無意識に寝返りを打とうとするのですが、体の中心線が曲がってしまっているため、楽に寝返りが打てません。そのため睡眠が妨げられ、結果的に腰への負担や疲労を感じやすくなります。
寝具が硬すぎる
硬すぎる寝具の場合、もっと理由はシンプルで、単純に背中やおしりへの圧力がかかりすぎることによって、痛みを感じることがあります。

また、圧力がかかりすぎると
無意識に姿勢を変えようと寝返りを打ちますが、寝返りの数が多くなることで睡眠が妨げられ、結果的に疲労や痛みを感じやすくなります。

なぜ、モットンは「腰対策マットレス」なのか?
モットンの特長は後述しますが、結論から言うと柔らかすぎない寝心地で、反発性が高いことが、モットンが「腰対策マットレス」と銘打って販売されている理由です。
日本人は「柔らかすぎない寝心地」が合いやすい
体型の違いは千差万別ですが、傾向として日本人は欧米人よりも平坦な体つきで、横向き寝よりも仰向き寝が多いです。
つまり、体の中心線がまっすぐになるために深い沈み込みが必要なく、むしろフラットな寝心地が合いやすい傾向があります。
言い換えると日本人には柔らかすぎない寝心地の方が合いやすく、腰への負担が少なく済む可能性が高まります。
高反発は「寝返りをサポート」する
モットンのクッション素材は反発性が高い「高反発タイプ」のため、押し返す力が強く、体の動きをサポートし、楽に寝返りが打てます。
ストレスなく楽な力で寝返りを打てた方が、余計な筋力を使わないため、疲労感が少なく、結果的に腰への負担が少なく済む可能性が高まります。
しかし、「寝返りが打ちやすいマットレス」とは、裏を返すと寝返りを繰り返さないと体が痛くなるマットレスとも言えます。むしろ寝返りを最小限に抑えた方が睡眠の質が高まる人もいるので、そうした人は低反発タイプの方が合いやすいでしょう。
腰痛改善」はあくまで個人的な体験談
腰痛の原因は人それぞれですし、お医者さんもあえて寝具については言及しないことが多いです。そして「寝心地の良い・悪い」の感じ方も人それぞれ。
なので、「これを買ったらこうなる」みたいな表現は鵜呑みにせず、販売ページにあるような体験談は個人的な体験の域を抜け出たものではないことをご理解いただいたうえで、マットレスを選びましょう。
また、モットンをはじめマットレスの販売ページや口コミサイトで多く語られている「体圧分散性(たいあつぶんさんせい)」も同様です。

体圧分散とは、マットレスから体にかかる圧力を分散させることですが、よくあるのは「体圧分散性が高い=良い寝心地」という勘違いです。
実は高すぎる体圧分散性は、寝心地が気持ち悪く感じます。なぜかというと体には敏感なところと鈍感なところがあり、その感覚の違いを無視して、圧力を分散しすぎると「悪平等」な体圧分散になってしまうからです。
また、体圧分散がどれほどだと体に良いというメカニズムまで踏み込んだエビデンス(証拠)は存在しません。
この記事の後半で体圧分散性について詳しくご紹介しています。
モットンが少し残念な理由
結論っぽくなりますが、体験を通じて、
「モットン自体は良い商品。しかし、売り方で少し損をしている」
という印象を持ちました。
モットンの販売ページや口コミサイトで語られている腰痛改善の体験談や、体圧分散性のアピールなど、ちょっと怪しく感じてしまう人も多いのではないでしょうか。
「モットンで寝たら腰痛が良くなった」という人も、もちろんいらっしゃるとは思いますが、それはあくまで個人的な結果論です。
とはいえ、「腰痛」というのは本当に悩んでいる人が多いですから、「腰対策マットレス」として売り出すインパクトはやはり大きく、その結果、モットンの知名度は高まったのではないかと思います。
前置きが長くなりましたが、以下より
- モットンの特長
- 体圧分散についての正しい理解
- 実際にモットンを使ってみた体験談
などをご紹介します。ご参考いただけますと幸いです。
モットンの特長
モットンは株式会社グリボー(ブランド名:モットンジャパン)という福岡県にある会社が企画・製造・販売を手掛けるマットレスです。
「腰対策マットレス」として販売されています。
モットンの特長は以下の6つです。
モットンの特長6つ
- 高反発で寝返りしやすい
- ダニがほとんど発生しない
- 日本製
- サイズと硬さが選べる
- 90日間交換・返金保証付き
- 配送が早い
- 捨てやすい
それぞれの特長を詳しくご紹介します。
1. 高反発で寝返りがしやすい

モットンは「高反発マットレス」です。
高反発とは、字の通りで「反発性が高い素材」のこと。押して離した瞬間に勢いよく形状が元に戻るという特徴があります。
高反発マットレスは、体の動きに合わせてサポートする力が働くため、寝返りが打ちやすいことがメリットです。
今使っている寝具が「寝返りしづらい」「蒸れや暑苦しさを感じる」という人に高反発マットレスはおすすめです。
高反発と低反発の違い
主にウレタンマットレスにおいては、反発性の違いから「高反発」と「低反発」といった種類があります。
低反発フォームは押して離すとゆっくり形状が戻る素材です。
低反発フォーム・高反発フォームの違いをまとめると以下のとおりです。
低反発 | 高反発 | |
---|---|---|
画像 | ![]() | ![]() |
反発性 | ゆっくり戻る | 勢いよく戻る |
特長 | 衝撃吸収性が優れ、静かな寝心地が実現できる | 体の動きに対する反発力があり、寝返りをサポートする |
有名な低反発マットレスブランドにはテンピュールやトゥルースリーパーなどがあります。

なお、低反発は正式には「メモリーフォーム」と言います。
メモリーフォームは衝撃吸収性が高く、特にテンピュール素材は宇宙飛行士の椅子に使われ、「NASAが認めた素材」としても一躍有名になりました。

高反発マットレスが生まれた理由
メモリーフォーム(低反発)マットレスは、テンピュールが宇宙船に使ったウレタン素材を一般用途向けに発展させ、1991年にマットレスとして製品化したのが始まりです。
以降、低反発マットレスは「無重力状態のような寝心地」と評され、大ヒットしました。
しかし、低反発マットレスは良くも悪くもフィット感が高いため、「寝苦しく感じる」と思う人も増えてきました。
そこで「寝返りを楽に打てるマットレス」というコンセプトのもと、高反発マットレスは開発されるようになったのです。
エアウィーヴの創業者である高岡氏がエアファイバーを使った高反発マットレス「エアウィーヴ」を作ったきっかけもそうした体験からと聞いたことがあります。
モットンの「反発弾性率」は?(追加情報)
反発性の強さは「反発弾性率」という数値で表しますが、モットン公式では反発弾性率は非公表です。
当サイトではJISの測定方法に倣った形で反発弾性率のテストを行っており、モットンの反発弾性率は55%という結果が出ました。
なお、ウレタンマットレスは、反発弾性率によって以下の通りに分類されます。
反発弾性率 | ウレタン分類 |
---|---|
15%未満 | 低反発ウレタン |
15~49% | 一般ウレタン |
50%以上 | 高弾性(高反発)ウレタン |
以上のような定義があるのですが、実は日本のマットレス市場では「低反発(15%未満)でなければ高反発として販売して良し」という誤った認識が広がってしまっています。
しかし、モットンの反発弾性率は55%(当サイト調べ)のため、厳密な意味での「高反発マットレス」と胸を張って堂々と言えます。

2. ダニがほとんど発生しない

モットンのクッション材はウレタンフォームで出来ています。
ウレタンフォームとは石油を発泡させて作られる素材です。(製法についてはブリヂストンの公式サイトで詳しく紹介されています)
ウレタンは木綿や羊毛などと違い、ダニが住みついたり発生することはほとんどありません。ホコリも出ないので衛生的です。
しかし、カバーにはダニやダニの糞・死骸が溜まりやすいので、こまめに洗濯することをおすすめします。
なお、ダニは天日干しや普通の水洗いでは死なないので、ダニを取りたい場合は、洗濯機の高温洗浄機能を使用して洗濯しましょう。
3. 日本製

過去モットンは中国製でしたが、2019年8月より日本製に生まれ変わりました。
モットンが作られていた中国の工場事情までは詳しくわかりませんが、一般的に中国製のウレタンは粗雑に作られることも多く、化学的な臭いも強めです。(重さを出すために砂を混ぜるというエピソードも聞いたことがあります)
ちなみにモットンのマットレスは日本製ですが、枕は中国製です。
筆者はマットレスと枕、両方届けてもらって体験したのですが、明らかに枕(中国製)のほうがウレタン臭はきつかったです。
ウレタンの容積は圧倒的にマットレスのほうが多いはずなのに、ここまで差があるとは驚きました。
4. サイズと硬さが選べる
モットンはサイズがシングル・セミダブル・ダブルから、硬さがソフト・レギュラー・ハードから選べます。

サイズが選べる商品は多いですが、硬さが3段階から選べるのは大きなメリットです。
モットン公式には体重別に最適な硬さを選べる表が用意されているので、自分の体重に合わせて選びましょう。
体重 | 硬さ(N) |
---|---|
~45kg | ソフト(140N) |
45kg~80kg | レギュラー(170N) |
80kg~ | ハード(280N) |
なお、「N」とは「ニュートン」のことで、マットレスの硬さを表す単位です。基本的に値が高くなればなるほど硬い寝心地になります。

5. 90日間交換・返金保証付き
マットレスは実際の就寝環境において、ある程度の長期間にわたって寝てみないと自分に合うか判断できません。つまり、店舗で試したとしても確信が持てないということです。
モットンは90日間の交換・返金保証がついているので、万が一寝心地が合わなかったら硬さを変えたり、返品することも可能です。
なお、返品規定は下記の通り細かく決まっているので、ご注意ください。
交換 | 返品(返金) | |
---|---|---|
いつまで | 商品到着から104日以内 | 商品到着から90日経過後~14日以内 |
手数料 | 配送手数料3,960円/個で1回のみ可能 ※着払いで返送 | 配送手数料3,960円/個+元払い送料+振込手数料+印紙代 |
6. 配送が速い
営業日の12時までの注文・決済で最短翌日に発送されます。
東京都にお住いの場合、注文日から最短2日程度で配達されます。
7. 捨てやすい
モットンは薄型タイプのウレタンマットレスです。
薄型のウレタンマットレスは、細かくちぎれば家庭ゴミで捨てられます。

一方、一般的なスプリングコイルマットレス(ポケットコイルマットレスなど)は、細かく裁断することが難しく、基本的に粗大ゴミに出す必要があります。
その点、モットンなら捨てる時も気軽なので、取り扱いやすいマットレスと言えるでしょう。

なお、ゴミ捨ては各自治体のルールをお守りいただけますようお願いいたします。
モットンのサイズと価格は?
モットンのサイズと価格は以下の通りです。
サイズ(cm) | 価格(税込) | 利用人数 | |
---|---|---|---|
シングル | 97×195 | 39,800円 | 一人でぴったり |
セミダブル | 120×195 | 49,800円 | 一人でゆったり |
ダブル | 140×195 | 59,800円 | 二人でぴったり |
モットンの品質は?

マットレスの命と言われるクッション層。モットンのクッション層はウレタンフォームで出来ています。
品質が良いウレタンマットレスの条件のひとつは耐久性が高いかどうかです。
ウレタンフォームの耐久性の参考になる主な指標は「復元率」と「密度」です。そして、モットンのウレタンフォームのスペックは以下のとおりです。
復元率 | 96% |
---|---|
密度 | 30D |
11年使っても「4%のヘタリ」
復元率とは、押圧試験による厚みの減少しにくさを表す値です。
モットンの復元率は96%。8万回の圧縮しても4%しかヘタらないという試験結果です。
つまり、寝返りで考えると、11年※使ったとしても4%程度しかヘタらないということです。※平均の寝返り回数は20回/1日ほど

「ふつう程度」の密度
ウレタンフォームは密度が高いほど長持ちする傾向があります。
ウレタンマットレスは20~40Dの商品が多いのですが、それぞれの耐久性(寿命)の目安は以下の通りです。
密度 | 耐久性(寿命) |
---|---|
20D | ~1年 |
25D | 3~5年 |
30D | 5~8年 |
40D | 8年以上 |
1万円台以下のウレタンマットレスは20Dクラスの商品が多いですが、モットンは3万円台から買えるマットレスとしては価格相応の密度(耐久性)と言えるでしょう。
作りの丁寧さ
粗悪なウレタンフォームは、特に端部分の形成が雑です。
始めから歪みがあるマットレスは寝姿勢が整いづらく、十分な反発性も期待できません。
以下はモットンと他社製品のMyeFoam(Amazonべストセラー商品)、ソムレスタといった3つのマットレスのウレタンフォームを重ねた画像です。※すべて新品

MyeFoamはAmazonベストセラーの5千円台で買える激安マットレスですが、価格相応にウレタンの形成が雑で、歪みが大きいです。
モットンもソムレスタと同等に端の形成がきれいに作られていることが分かると思います。
以上のとおり、価格の安さに釣られて激安マットレスを選んでしまうと満足いく寝心地が得られず、結果的に「安物買いの銭失い」になってしまうので注意しましょう。
当サイトではいくつものマットレスをレビューしていますが、高反発タイプのウレタンマットレスでは、モットンとソムレスタは品質・寝心地とも、特におすすめできる商品と評価しています。
腰痛対策マットレス【モットン】の詳細はコチラ

モットンの体験レビュー

モットンの販売元である株式会社グリボー様より、商品レビュー用にモットンマットレスをご提供いただきました。
到着から使用感のレビューをさせていただきます。
※ モットンのPRを目的にしたものではありません
※ 使用開始は2019年10月3日からです
到着~開梱
モットンが届きました。こちらはダブルサイズです。

段ボールには「ドライバーさんへ(一部省略)この荷物はお客様が楽しみに待ってくださっている商品です。大切にお届けください。」とありました。

こういうメッセージがあるとドライバーさんも、より大切に取り扱ってくれるかもしれませんね。
段ボールを開けると、さらに白い段ボールに入っています。丁寧に梱包されていて好印象です。

モットンはお届け時にはロール状に圧縮されています。

モットン(本体)と、収納用バンド×2個、説明書が入っていました。

なお、収納用バンドはサイズによって本数が異なる可能性があります(今回はダブルサイズでしたので2本ありました)。

収納用バンドは少し前までゴム製だったようですが、ナイロン製に変更されています。今後も仕様変更の可能性はあります。
取り扱い説明書と保証書はこちら。

モットンのメンテナンス方法や開発エピソードなどが載っています。なお、保証期間(交換・返品)は90日です。
開封
続いて、モットンを開封していきます。

びっしりとビニール袋に巻かれているので、マットレスを傷つけないようにハサミで外側のビニールを切っていきます。

チョキチョキではなく、スーッという感じでやるとうまくいきやすいと思います。
外側のビニールが切れたら、すぐに圧縮されていたモットンが膨らんでいきます。

もともとペチャンコというわけでなく、強い力で巻かれていたものが「開いていく」感じです。
状態によっては勢いよく開く可能性もあるので、ハサミなどは十分に注意してください。
モットンを覆っていた最後のビニールを取りました。

ハサミを入れてから3分くらいしか経っていませんが、しっかりと形状が復元されています。
収納用バンドを使えば、3つ折りにしてコンパクトにできます。

カバー・中身
モットンのカバーはベロアっぽい素材です。

少し毛羽立っていて、手でなでると模様が変わります。やわらかくて気持ちよいです。

カバーはファスナーで取り付けられています。

カバーと中身。

カバーの取扱い表示。ポリエステルでできています。

裏返してネットに入れて家庭洗濯ができるそうです。
芯材が気になったので、さらに中身を出してみました。

これがモットンのウレタンフォーム。

グレーでいかにも高反発という感じです。

触ってみると、意外とやわらかいです。

カバーを外すときに引っ掛けてウレタンが削れてしまいました。

本来、このカバーは取っちゃダメみたいなので、ご購入された方はここまで丸裸にしないようご注意ください。

モットンの寝心地

モットンに仰向きで寝てみました。
この写真の通り、極端な落ち込みがなく、底つきも感じません。
仰向き寝は体のラインが平たんなので、部分的な落ち込みがそもそも感じにくいです。
続いて、より部分的な落ち込みを確認するために、横向きで寝てみます。

横向きで寝ても、モットンでは底つきは感じられませんでした。
表面はソフトな感触なので、適度に沈み込んで体の中心線が曲がりにくく、寝返りも打ちやすいです。

マットレスの端スレスレで寝ても、底つきがないことがわかります。しっかりと支えられている感じです。
モットンの反発性
「モットンの高反発ってどんな感じなの?」と知りたい人は、こちらの動画を見てください。※音は出ません
押した手をマットレスから離すと「ペコっ」という感じですぐに元に戻ります。これが高反発。元に戻る勢いがすごいです。
この反発性があれば、体の動きを後押ししてくれるので寝返りが楽に打ちやすくなると思います。
お手入れ方法
シーツやパッドがおすすめ

基本的にマットレスにはシーツやパッドを使い、それらを頻繁に洗濯することで清潔な環境を保ちやすくなります。
モットンはカバーが付いていますが、汚れや寝汗などを考えると、カバーの上からパッドやシーツをかけて使うことがおすすめです。
定期的なローテーション

背中やおしりなど、荷重が多くかかる場所は特にヘタリやすいですが、定期的にローテーション(回転)することで、まんべんなくマットレスの面を使うことができ、寝心地が長持ちします。
モットンは上下に加えて裏表のローテーションも可能です。1か月に1度程度行うことをおすすめします。
ローテーションする際には、マットレスを壁に立てかけてしばらく陰干し・換気することがおすすめです。

【まとめ】モットン(マットレス)の評価は?
実際にモットンを使ってみて魅力的だと感じた点を箇条書きにすると以下の通りです。
- 薄型マットレスなのに底付き感がないリッチな寝心地
- 仰向きでも横向きでもしっかりサポートできる寝姿勢保持性
- 折りたたみでき、持ち運びやすい軽量さ
- 高反発ならではの優れた寝返りサポート性
- 臭いが少なく品質面でも安心できる日本製
正直言うと、モットンには多少怪しさを感じていました。それは販売ページの雰囲気や、口コミサイトが軒並み推している不自然さがあったからです。
ですが、体験してみたところモットンは価格相応のコストパフォーマンスがあり、満足できる寝心地だと感じました。
しかし、何度も申し上げているように万人の腰痛に効くマットレスなどありません。
モットンでは90日の交換・返品プログラムがあるため、気軽に試せる点が大きなメリットです。
腰に悩みがあり「今までどんな寝具も合わなかった」という方は、一度お試ししてみてはいかがでしょうか。