米FRB 3度目の0.75%大幅利上げ
アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会は、歴史的な物価高を抑制するため、通常の3倍となる0.75%の大幅利上げを決めた。
FRBは21日、政策金利の誘導目標を0.75%引き上げ、年3.0%から3.25%の範囲にすることを決めました。0.75%の利上げ幅は通常の3倍で、6月と7月に続いて3回連続の大幅利上げです。 FRB パウエル議長 「物価の安定なくして、経済は誰のためにも機能しない。仕事を成し遂げたと確信するまで続けるだろう」 FRBのパウエル議長は、歴史的なインフレを抑制するため、今後も急速な金融引き締めを続ける考えを強調する一方で、景気を維持したまま物価を引き下げる『ソフトランディング』の達成は「非常に難しい」と述べた。