木下優樹菜、ADHD告白「だから許してみたいな、そんなことはない」
木下優樹菜が8日、YouTubeチャンネルで、精神科医でYouTuberのsidow氏と対談。ADHDと告白した動画について「唐突」と指摘され、産後うつと、タピオカ騒動の炎上で精神科に通っていたことを明かし「不祥事を病気でごまかそうとはしていません」と強く訴えた。
木下は7月にYouTubeで脳の周波を調べるブレーンクリニックでADHDだと判明したと告白。だがその告白が炎上したことから、同い年の精神科医・Sidow氏と対談し「ぶっちゃけ、どの部分が良くなかった?ご指摘を」と尋ねた。
Sidow氏は「動画が唐突に出たイメージ。あれだけ見ると、なんでいきなり公表を始めたんだろうと。ADHDと診断されるために病院に行ったんじゃないかと思う人もいたと思う」と指摘。
Sidow氏は「別のことで(精神科に)通ってたんですよね?」と確認すると、木下は「10年前、長女を産んだ4カ月ぐらい後、産後うつになって、人生初の精神科に行って」と告白。元気なキャラクターイメージがあったことから「2年ぐらい、バレないように通った」という。
さらに、タピオカ騒動で誹謗中傷が殺到した時にも「すごすぎて。(誹謗中傷は)大丈夫と思ってたけど、ふとした瞬間に心を持って行かれる。産後うつとは違う形で、そっから3年通ってる。今でも」と、現在も通院していると告白。
Sidow氏は「そういう経緯をしらない人は、3年ぐらい定期的に通ってるのに、そこで精神科に通ったと。突然過ぎと(思う)」と指摘。木下は「絶対にバレたくない。知られたら申し訳ないと。私生活と違い過ぎて」と、ファンをがっかりさせたくないことから、通院は絶対に伏せたかったとし、そのため経緯は明かせなかったとした。
木下はADHD告白は「だから許してみたいな、本当にそんなことはなくて」と強調。「不祥事を病気でごまかそうとはしてません」のテロップも表示。
Sidow氏は「ユッキーナは、周りが理解してくれて、生活がなんとかなっているというニュアンスで発信してるから、実際に悩んでる人は『障害じゃないじゃん、もっと大変なんだよ』っていう気持ちがあったと思う」と、実際に苦しんでいる人に伝わり切れていなかったのでは?との考えを示すと、木下は「障害ってだけでとると、それを武器にしてととられちゃうけど、私はそういう意図はマジでなくて、知ったことで自分と向き合えると伝えたかった」と繰り返した。
また、脳の周波のブレーンクリニックについても、Sidow氏は「それは補助的な診断」と指摘すると、木下は「あれも出し方を間違えた。あれは5分10分で終わって、その後2時間の往診があって、3歳ぐらいの話から細かい話まで、2時間ずっとしゃべって診断された」と説明。
コメント欄について「嫌な気持ちになってほしくないから」と今回は封鎖するとし「逃げているわけではありません」と締めくくっていた。