スポンサーリンク

古巣相手に「破壊者」となった久保建英を現地メディアは高評価!

2022年10月20日

現地時間10月9日、ラ・リーガ第8節が行なわれ、レアル・ソシエダはビジャレアルを1-0で下した。

欧州カップ戦出場権争いのライバルを本拠地レアレ・アレナに迎えたバスクのクラブは、引いて守る相手に序盤から攻撃を仕掛け続け、33分にショートコーナーからミケル・メリーノの絶妙な浮き球パスを受けたブライス・メンデスがスライディングしながらダイレクトで合わせて相手GKの股間を抜き、先制する。その後も幾つかチャンスを創出しながら、逆にピンチをしのいで残り時間を過ごし、公式戦5連勝、リーガでは3連勝を飾っている。

久保建英は定位置となった2トップの一角でスタメン入りを果たし、ピッチを幅広く動き回って積極的な仕掛けを見せ、古巣の守備陣に揺さぶりをかけ続けた。87分に地元ファンの大きな拍手を受けてピッチを退いた背番号14について、マドリードのスポーツ紙『MARCA』は3点満点の「2」の高評価を与えた。

一方、『AS』紙は個別評価の記事において、久保については「(自身のシュートで)決勝点に繋がる3回のCKの起点となった。他の試合ほど華麗なものではなかったものの、日本人選手が見せた新たな良いプレーであり、より積極的だった。チームメイトの助けにより、彼の機動性が活かされた。後半は全速力のプレーで光り輝いたが、ラストパスの精度には欠けた」と評している。

 バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、久保を「破壊者」と表現し、「多くのライバルにとって、彼はボールを持った“コバエ”であり、無限の達人だ。プレッシャーを受けながらも相手GKヘロニモ・ルッジからゴールを奪おうとし、後半はスペースを活用してくさびを打ち込んだ。ゴールに繋がる連続CKの起点にもなり、交代の際には拍手喝采を浴びた」と称賛している。

同じくバルセロナのスポーツ紙『SPORT』は、「ビジャレアルを苦しめたイマノル・アルグアシル監督のチームは、全てのボールが久保を経由した。彼はサン・セバスティアンで偉大な選手として、ついにブレイクを果たした」と、古巣相手に彼が見せたパフォーマンスに対して賛辞を贈った。

スポンサーリンク

古巣相手に魅せた優雅さと勤勉さ

 続いて、バスクの地元紙『noticias de Gipuzkoa』は10点満点の採点でチーム2番目タイの「7」を与え、寸評では「力が弱まってきた時こそ、彼は忍耐力によって、それまで見せたことがないような輝きを放つ。彼は生まれながらにして勤勉であり、優雅なプレーもハードワークもできる。非常に良い選手だ」と、こちらもポジティブな内容に終始している。

最後にサッカー専門サイト『El Desmarque』は、21歳の日本人選手が古巣相手に前後半で多くのチャンスを生み出したことを伝えるとともに、個別評価では「非常に積極的で、多くのプレーに絡んだ。またピッチ上ではハードワークを忘れることはなかった」と、その姿勢を好評価し、採点はやはりチーム2番目タイの「7」となった。

スポンサーリンク

スポーツ

Posted by 速報部長