久保建英、ファウル連発の古巣ビジャレアルを翻弄!拍手喝采を浴びて87分に交代。
現地時間10月9日に行なわれたラ・リーガ第8節で、久保建英が所属する7位のレアル・ソシエダが、1ポイント差で8位のビジャレアルと対戦した。
3日前に開催されたヨーロッパリーグ(EL)のシェリフ戦で移籍後初のフル出場を果たした久保は、2020-21シーズンの前半戦にプレーした古巣との一戦で、2トップの一角で公式戦4試合連続のスタメン出場を果たした。
序盤から圧倒的にボールを支配したソシエダは23分、メンデスが決定機を迎えるが、相手GKルジにセーブされる。31分には、エリア内でシルバからパスを受けた久保が振り向き様に左足でシュート。これはDFにブロックされる。
その2分後には、ショートコーナーの流れから、メリーノの浮き球のパスを受けたメンデスが、ルジの股を抜くシュートで先制ゴールを奪う。好調のスペイン代表MFはこれが今シーズン5点目となった。
後半から左サイドに張るようになった久保は51分、競り合いに勝ってボールを収めると、一枚をドリブルで抜いて駆け上がり、絶妙のクロス。しかし、ニアに飛び込んだシルバ、ファーのセルロトとも、わずかに合わない。 55分にはピンチ。モラレスに際どいシュートを浴びるも、枠を外れる。その4分後、シルバのスルーパスを受けたセルロトがルジと1対1になるも決めきれなかった。
65分には、久保が仕掛けてファウルを得て、敵CBアルビオルのイエローカードを誘発。このFKを自ら蹴るも壁に当ててしまう。このシーンを含め、日本代表MFはチーム最多の5つのファウルを受けた。
追加点は奪えなかったものの、ソシエダがこのまま逃げ切って1-0で勝利。リーガでは3連勝、ELを含めると5連勝を飾っている。 なお、87分にナバーロと交代となった久保は、拍手喝采を浴びてベンチに下がっている。