岸田総理「決して認めてはいけない」“4州編入”ロシアを非難
30日、岸田総理がウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談を行った。
会談終了後、会見に応じた岸田総理は報道陣に向かって「ロシアによる侵略を一刻も早くやめさせるべく、G7等と結束して取り組んでいく我が国の姿勢を改めて伝達した」とコメント。「祖国と自由を守るために戦うウクライナとの連帯を伝えた」と明かした。
また、ウクライナの4つの州で「住民投票」を一方的に実施し、併合を行おうとするロシアに対し「ウクライナの主権と領土の一体性を侵害するものだ。決して認めてはいけない」と非難。
「ゼレンスキー大統領からは我が国の立場とこれまでの支援に対して、深い感謝の意が示された」といい、その上で「一刻も早い平和回復とウクライナの復興に向け、来年のG7議長として、国際社会の議論をリードしていく決意を伝えた」と述べた。